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こんにちは関山です








今日でオープンから3ヶ月経ちました。





短いようで長い、長いようで短い、超濃密な3ヶ月でした。





お店を出し、小さいながらもとりあえずやってこれているのは、SOCOを支持してくださるお客様と、一緒に頑張ってくれているスタッフのおかげです。本当にありがとうございます。







企業は四半期で決算を出します。年を4分割するとして、現状を総括する上でも、次の目標を立てる上でも3ヶ月という区切りは重要なタームです。








僕が次の3ヶ月、マネジメントの目標だと思っている点は3つあります。


 


 




「よりインパクトのある打ち出しをしていけるか」


②「常にお客様の事を思って仕事ができるか」


③「組織力の強化」










まず①の「よりインパクトのある打ち出しをしていけるか」ですが、


 


 


スタート時期は、ほぼコンテンツに関するリソースがない状態(スタイル点数、モデル、知名度、経験値)でした。


 


 


しかし、スタッフの頑張りのおかげで、たくさんのモデルさんに協力していただき、ここ3ヶ月でコツコツとコンテンツを作ることができました。


それを見て、多くのお客様、美容師さん、美容学生さんに来ていただくこともできました。


いわゆる「おしゃれっぽい」コンテンツを作ることはできたかと思いますが、今後もっと上を目指さなくてはいけません。


 


 


僕の感覚として、以前(3〜4年前)に比べて、ヘアスタイル写真単体での差別化は非常に難しくなったと思います。


 


では他にどういった差別化の方法があるか?というと、




1.アートディレクション


2.切せてもらえるモデルさんで徹底的にヘア&メイクと向き合う


3.オウンドメディアによる情報発信


 


あたりかな、と、思っております。


 


 


 


 


1に関しては以前ブログで書いた通りです。


 


 


2に関しては、美容師をやっていればあたりまえといえばあたりまえなのですが、ちゃんと切って撮るということです。


 


最近はスタイリングだけして撮る仕事が非常に多くなったかと思います。もちろんウチもそういった撮影が多いです。


 


別にそれが悪いというわけではありません。ホットペッパーの普及や自前メディアの普及で全国の美容室の撮影する機会が増えればモデルさんも毎度毎度髪を切るわけにはいかないからです。



しかし、影響力のあるモデルさんは「撮影はいろんなところでやるけど、髪を切るのはここ」というのを決めていたりします。



で、だいたいそういうサロン(担当者)はイケてるんですよねー



しかし僕らは実力、認知度的にもまだまだです。




ありがたいことに今、ハルのモデルさんを中心に実際にスタイルチェンジをさせていただいているモデルさんもいます。



早くたくさんのモデルさんから信頼・支持され、SOCOでだったら切ってもいいよ!と思ってもらえる影響力のあるサロンになりたいと思っています。



そのためには技術や感性を磨き、店全体でモデルさんと仲良くなり、協力していただける環境を作っていく必要があると思っています。





3に関してはSNS、ホームページ、ブログなど、自前のメディアで積極的に情報を発信していくこと。より一層のコンテンツの充実を推し進めていければと思っています。















②「常にお客様の事を思って仕事ができるか」





オープンしてすぐは気を張っているので、接客、技術、挨拶、清掃など、サロンワーク全てにおいてしっかりとやろうという意識があります。




しかし、だんだん慣れてくると気が抜けてきて「自分都合」の仕事をしがちになります。




そういった仕事を見つけたり感じたりした場合は指摘し改善するのが僕の役割です。




美容師の仕事は毎日毎日ご予約いただくお客様に支持されて初めて成り立ちます。




お客様への感謝の気持ちを忘れずに、最善の技術とサービスでコツコツ支持を集めていく。その結果自分の売り上げが伸び、お店の売り上げが伸びる。




来ていただけるだけでも本当にありがたいことです。リピートしていただくことはさらにハードルの高いことです。




だから常にベストの状態で、他サロンより良いサービスを提供し続けなければ、お客様は別のサロンに行ってしまいます。美容室は他にもたくさんあるのです。




毎回安定的に高いサービスを提供できる状態を保っておくこと。それはラーメン屋さんがスープのクォリティを保つのと似ているかもしれません。




スープの味見をして味が落ちていたらたら「こんなんじゃ出せねぇよ!」みたいな。




何度かリピートしていただいた方でもクォリティを担保できないと「あそこは味が落ちた」となり再訪していただくことは叶いません。日々しっかり味が落ちないように監督する。




ラーメン屋の頑固オヤジのような立ち位置。それが僕の仕事です。




僕らの業界は「おしゃれで華やかに見えるけど実際地味で大変な仕事」だと言われます。


 


 


クォリティを保つには細かいことを丁寧に愚直なまでにやり続けるしかないのでそれは当然のことなのです。












③「組織力の強化」








人も組織も、ある程度の規則なり目標なりの強制力が働かないと、楽な方楽な方へ流れていきます。




ただ好き放題に「個人の意志の尊重だ」と、自由にやるだけでは、あっという間に腐敗した組織が出来上がります。




さらに悪い事に、一度腐敗したものを再生させるのは状態を保ち続けるよりもっと難しいのです。




「人は自由という刑に処されている」とはサルトルの言葉ですが、常に最善を選択し意思決定できるほど人は強くありません。




個人の意志の力だけに頼っても、モチベーションを保ち続け、高いパフォーマンスを発揮し続けるのは難しいでしょう。




だからこそ組織内でサポートする仕組みを持たなければいけません。


 


 


 


 


 


 


ヘアサロンはチームプレーです。お客様が来店されてから退店されるまでの間、色々なスタッフが関わります。


 


 


 


お出迎えからはじまり、ヘアチェック、シャンプー、カラー、カット、お会計。





その全てのプロセスにおいて自分一人でやれることには限界があります。チームワークでサービスした方が、より質の高いサービスが提供できます。





サービスもモチベーションもミスも、個人が責任を負うのではなく、組織として鼓舞し、カバーできる仕組みを作っていくこと。


 




それが組織力強化の目標になります。









さて、以上がこれから3ヶ月の改善・達成すべき目標です。





こうして実際に書いてみると、非常に基本的な事ばかりだなーといった印象です。





しかし、基本的な事をコツコツやり続けていくことでしか結果は出ないと信じています。





次の四半期(6ヶ月目)にはまた良い形で反省&新たな目標を建てられるように頑張っていきたいと思います。