行ってきました。







日本での個展開催は14年ぶりとのことで。






今観ておかないと次いつ観れるかわからないので必ず行こうと思っていました。





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ディテールやばかったですねー





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DOB君と私






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羅漢図と私


 


 


 


 


 


 


以前村上氏の言説や書籍をあさった時期がありまして。


 


 


 


氏が主催している「GEISAI」の討論とかもかなり見ました。


 


 


 


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氏の主な主張は2つ(関山調べ記憶頼り)


 


 


 


1.欧米におけるアートマーケットは金持ちの知的遊戯であるから、コンテキストをレイヤー状に重ねて批評的な意味づけをしていけ。


コンテキストの重層化。例えば「アニメ」×「エロ」×「生死」みたいな。




2.日本のアートシーンでは「貧」+「鈍」=「アート」みたいに言われているけど西洋では全然違うからいつまでも古臭いこと言ってんじゃねーよ。売れないのを社会や他人のせいにしてないでちゃんと売る努力しろ。あと芸大・美大はメンヘラ製造工場になってるからワシがたたき直す。


 


 


 


あたりだったと思います。


 


 


 


 


村上さんは世界で評価されているけど、結構激しいこと言うもんだから日本ではアンチも多いです。


 


 


 


 


 


パクリヤロー&金儲けがうまいヤツみたいに言われています。


 


 


 


 


 


僕は好きです。


 


 


 



 


マーケティング上手ですよね(欧米での)アートも金がかかるからしっかり稼がなくてはいけないんだと。


 


 


 


 


 


 


これから先、市場で評価されないものは以前にも増して衰退していくと思います。


 


 


 


 


ちょっと前、伝統文化界隈と某市長が税金の投入に関してバトっているのが話題になっていました。


 


 


文化の破壊だと論ずる人もいますが、市場で評価されないものを特定のカテゴリだけ公的に支援・存続させるのは今後社会的なコンセンサスを得にくくなるでしょう。


 


 


 


今やコンテンツ全般においてカテゴリの垣根が無くなってきました。


 


 


 


無くなってきたというか意味を為さなくなった。


 


 


 


市場自体がフラットになってきているので、今までみたいに特定の人だけが


 


「ふぅむ、すばらぁしいマーブル模様ですなぁ、これはアートですよ。一般人にはこの良さはわからんでしょうなぁw」


 


みたいな隠匿した評価軸の中だけで生存し続けることはできなくなります。


 


 


 


ヘアサロン業界でも「カリスマ美容師ブーム」時代は似たようなことをやっていたのですが、結局大したことやってねーな。ということでメッキが剥がれちゃったわけです。


 


 


 


 


「情報」が評価軸のバブルを生み「情報」がメッキを剥がす。


 


 


今後ニーズを捉えて工学的にアプローチできる個人や組織がよりいっそう強くなるんじゃないでしょうか。


 


 


 


 


 


いやー、スターウォーズ面白かった。





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関山