ホットペッパービューティーのサロンレポートを使った分析とマーケティングその2
さて、この長いタイトル。
前回の続きです。
SOCOのスタイル詳細PVが1月に急激に増えた理由ですが、、
これです↓
「スタイルランキング」
画像は関東の「ボウズカテゴリ」のスタイルランキングですが、3位と7位にランクインしています。(全国では4位と11位)
これでどれくらい数字が取れているかというと。。
モンキーボウズは4269アクセスと群を抜いています。いわゆるバズってる状態です。
ランキング効果すごいですねー
で、どうやったらランキングに載るのか?というと。。
「正直わからん」です笑
今回のボウズスタイルも気づいたらアクセスがむちゃくちゃ伸びていて、どこからの流入なのか調べたところ、ランキングだった。といった感じです。
しかし、しっかり対策することでバズらせる確率を上げることは可能です。
具体的な方法は3つあります。
①人気のワードをピックアップしてスタイル詳細に散りばめる
今流行っているワードを調べ、スタイル詳細に組み込むことでワード検索からの流入を上げることができます。
どこからワードを拾ってくるかというと、
ホットペッパービューティートップページ→上部タブ「ヘアカタログ」→どれでも良いのでレングスを押す→ヘアカタログ左側に「注目ワード」
それぞれのカテゴリごとに注目ワードが抽出されているので、作成したスタイルに対応した注目ワードを詳細に載せると効果的です。
これはコツコツ型ですが、やり続けることによって徐々に効果を上げることができます。
②スタイル点数を増やす
当たり前のことですが、スタイル点数を増やすことで検索にひっかかったりスタイル画像が目に止まる確率が上がります。
いわゆるロングテールの概念ですね。
点数を増やし、たくさんのニーズをカバーする。ということです。
ただ、これに関して、あからさまにワードだけ強長しまくったものや、大した変化のないスタイルを大量にあげまくっているサロンもあります。そうなってしまうと逆にお客様視点での利便性やブランド価値を損なう可能性がある(スパム業者のように映ってしまう)のでやり方に注意です。
③スタイルカテゴリのブルーオーシャンを狙う
おそらくこれが現状最も有効でインパクトがあると思います。
カテゴリによってスタイル点数が多いカテゴリと少ないカテゴリがあります。
例えばメンズボウズスタイルのカテゴリの合計点数は2434件。一番点数の多いメンズショートスタイルの合計点数は47858件。約20倍です。
レディーススタイルでは
最大のミディアムスタイル305141件に対して、
最小のベリーショートスタイル23910件。13倍くらいの開きです。
点数が多いカテゴリだとスタイルが埋もれてしまいがちです。
ということで、総スタイル点数が少ないカテゴリで勝負してみる。という方法がかなり有効です。
実際に今回SOCOでバズったスタイルもボウズスタイルカテゴリで、競合が少ないカテゴリです。
それをハブとして、サロン詳細に飛んでもらって他のスタイルや情報を見てもらう。この導線から予約に繋げて、費用対効果を上昇させる。という流れは可能かと思います。
ということで今回はいかにスタイル詳細PVを伸ばすかのお話でした。
サロンレポートを使った分析を2回にわたって書きましたが、結構書くの大変なので、これくらいにします。また機会があれば書きたいと思います。
ご紹介したのはウチのやり方ですが、他にも色々方法はあるかと思います。なんらかのカタチで参考になれば幸いです。
関山