スーパーフラットコレクション展を観に横浜美術館へ
行ってきました。
ネットである批評文を見まして。
『村上隆なら六本木ヒルズより森美術館で』 http://realkyoto.jp/blog/asada-akira_160129/
大御所批評家の浅田彰氏が六本木ヒルズの「村上隆の五百羅漢図展」をけちょんけちょんにこき下ろしつつスーパーフラットコレクションに関しては高い評価を与えるという1万字にわたるツンデレ飴鞭批評文を拝見しこれは観に行かねばと思った次第であります。
やー浅田先生文章上手いですよね。はじめ誰が書いているか知らずに読んで「えー超上手いんですけどこの人の文章」と思って著者見たら浅田彰でした。
ということでいざ横浜へ。
入り口からアンゼルム・キーファーの『メルカバ』『神殿崩壊』『セフィロト』
これ超でかいんですよ。
のっけからこのスケール感にヤラれます。
作品群が属性や文脈の地平を超え超雑多超並列に並ぶ様はまさにスーパーフラット!
仕事柄写真作品は気になりますね。
左から荒木経惟、横尾忠則&三島由紀夫by篠山紀信、アンディウォーホル。この並びはヤバい!
HIROMIX
テリーリチャードソン
村上御大のお言葉
「アートって、芸術って、なんだろう?と思うと、やっぱ、1人の人間が生きてきた社会、人間関係、時代の中で育まれたモノの文化の結晶なんです」
なるほど。
ほんとーに超熱量の高い作品がたくさん並んでいます。他にも映像作品やインスタレーション作品など大量に。回るだけでかなり身体が重くなります。わかります?この感覚。芸大や美大の卒展に行った後みたいな。
パースペクティブがなかなか見えてこないので消化しきれず一周してカオスっちゃった。的な。
しかーし!!熱量の高さはこれだけでは終わらないのです。
スーパーフラットコレクション以外になんと中平卓馬の写真とコムデギャルソン川久保玲デザインの家具が同一空間で展示されているという、ナゾの豪華コラボレーション展が開催されているのでした。。
ヘヴィすぎるっっっ笑
この展示について認識せずに来館した僕は思わず
「マジかよ、、」
と言葉が漏れました。
やだぁ、マジすごいんですけど。。
ここもしっかり観終え、ヘトヘトになり横浜美術館を後にしたのでした。
いやー取り留めのない文章で申し訳ないんですが、マジでオススメなんで機会がありましたら是非。。
関山