忙し楽しい
です。3月。
この時期は美容室にとっては繁忙期にあたるのでそれはそうなんですが、サロンワークだけでなく、その他の事務的な業務も含めると、やろうと思えばいくらでも仕事があるといった状態でっす。(つい語尾がおかしくなるくらい)
で、個人的にはサロンワークがすごく楽しい。
この歳になってやっと美容師楽しいと思えるようになりまして。
僕はブログで度々SOCOの事業目的は「お客様に最高のサービスを提供すること」と書いています。
一見ありきたりの言葉ですが、僕はほんとーに腹の底からそういうことをスタッフ一人一人が思える組織を目指したいと思っています。
別にこれはお客様に媚びへつらうことを意味しているわけではありません。
ある日気づいたのです。掃除、ヘアデザイン、接客、教育etc...。自分が経営者になって日々のプロセスすべてをお客様のために。と思って仕事をしていると、なんかすごく自然に仕事ができるようになっていることに。
いまさらかよwと思うかもしれませんが、やっとそういった本質に気付くことができたのは自分が経営者になったからなんですね。
昔の僕を知っている方には「お客様のためにとか言うヤツだったっけ」と思われるかと思います。
もっとクールでプライドが高いヤツだったんです。
昔は「自分デザイナーなんで」みたいなプライドがすごく高くて、なんというかお客様にとって丁度良くない接客だったというか、肩肘張ってカメムシみたいに接客してたなーって感じだったのですが、今は変なプライドとかあまりないし、自然に仕事できていて楽しい。
僕は経営者なのでお客様に対して熱い気持ちになれることは当然だとして、本質的な考えや思いをどうやってスタッフに伝えていくか?
「実際すごく難しい」んです。
そういった感情は言葉一つでポーンと定義できるようなものではない。
いきなり全員が「ハイ分かりました!その全てを理解したので明日から完璧にやれます!」みたいなことでもない。
ではどうやって伝えていくか?
一緒に働くスタッフと、仕事の本質に迫る話し合いを続けていくのみです。
掃除に始まり、お店の使い方、朝礼や終礼、サロンワーク、ヘアデザインに至るまで全ての仕事におけるプロセスの中で、ナゼ我々は細かく現状をより良くすることを話し合って環境を前進させようとするのか?
そういった仕事における基礎的な一つ一つを多角的に理解した先に、徐々に全体のレベルが上がって本質に近づけるようになる。
やはりコツコツやり続けるしかないですね。
さて、3月も残り半分。後半の方がさらに忙しくなりそうなので気を引き締めて頑張っていきます。
関山