7月が終わり
ました。
7月は業界の繁忙期です。
SOCOもとても忙しく仕事をさせていただき、過去最高売上、過去最高総客数を更新した日もありました。
おかげさまで大きく売上を伸ばした6月に続き7月も大幅に過去最高売上を更新しました。
これもひとえにSOCOを支持しご来店くださるお客さまと、毎日頑張って働いてくれているスタッフの皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。
今月はSOCO初のアシスタントである森谷も入社し、それに伴い教育カリキュラムの整備やレッスンのスタートなど、新しいマネジメントのフォーマットが出来上がりつつあります。
先月の総括で書きましたが、現在における僕のマネジメント上の最重要項目は優秀な人材を採用することです。
今の組織バランスでは中間層の厚みがないので、中間を担ってくれるスタイリスト・アシスタント問わず中途を採用したいのと、新卒採用に向けての説明会(9月予定)の準備を進めていきたいと思っております。
それに伴い福利厚生の整備や労働環境の整備も進めていきます。
1年1ヶ月後に法人成りしたタイミングで厚生年金に加入し社会保険を完備する。
スタッフが増えてきたら定休日を無くし、週休2日制にシフトしていく。
それらすべて早急に達成したい項目ですが、僕が働きやすさや多様性などの環境整備に注力するのには理由があります。
私感ではありますが、美容室業界においてヘアデザインやサービスなどで競争優位を実現することにはもう限界があると考えています。
ホットペッパーのヘアカタログとかを見ればすぐにわかりますが、もう昔みたいに「ヘタ」で「サービスが悪い」ところってあまりない。
また、価格競争での差別化も限界です。
従来のヘアデザインやサービスだけで競争優位を確保する考え方では生き残れないし、価格だけでの差別化も業界の市場規模が年々縮小する中、今後消耗戦に陥るでしょう。
ではどうするか?独自の市場優位を形成できるセグメントを開発し、そのセグメント上でトップに立てるようにマーケティングしていく。
社内環境を整備することは当たり前のことであり、今更かよ。と思われるかもしれませんが、僕がゴールとして目指しているのは社内環境の整備ではありません。
しかし、新しいセグメントを開発していくためのものすごく重要な準備です。
長くなるので書きませんが(またYORKに怒られる)最近マイケル・ポーターやアル・ライズの本を読んでいてそう考えるようになりました。
フェイズ1は売上を伸ばすこと。フェイズ2は優秀な人材を採用し、社内環境の整備や企業文化を形成すること。フェイズ3は独自のセグメントを開発し、その領域で市場トップを目指すこと。
そんなことを考えていた7月。これからもコツコツがんばろう。
関山