3月は忙しくて楽しい月。と、結果を出すためのハードワークをどう考えるか。
3月は忙しい月ですね。
4月の新年度・新学期に向けて、業種問わず忙しく過ごされている方が多いのではないでしょうか。
おかげさまでSOCOも忙しい毎日を送らせていただいています。
高めに設定していた当初の売上予測を大幅に上回り、月間過去最高売上を更新しました。
最近はセット面が足りなくなる状況が多くなってきたので、4月中に現在の6面体制から8面体制に移行します。
先週NEW STAFFの甲斐が入社し、4月1日には新卒採用したNEW STAFFの竹内が入社します。
どんどん新しい環境が立ち上がり、やるべきことが積み上がっていきます。
先手を打って人事や運営の仕組みを定義しているのですが、組織の成長に追いついていない状況です。
負荷をかけて仕事を進めているので、結果は出ているのですが、今よりもっと合理的に仕事ができるようマネジメントの仕組みを調整していかなくてはいけません。
とはいえ忙しい毎日が楽しく、これからも結果を出し、仕事を増やしていきたいと思っています。
忙しく過ごせるのもすべてお客様のご支持があってからこそ。
思い返せば1年半前。オープン直後スタッフは4人。暇な日が多かった。
とにかく1日でも早くたくさんのお客様に来ていただいて、自分たちの仕事をしたい。そう思いながら毎日を過ごしていました。
それは本当に辛い時期でした。
当時のなんとも言えないもどかしい状況に比べたら、忙しく仕事をさせていただいている今は本当に幸せです。
モチベーションを保つ為の重要な要素の一つは「忙しい」ことだと思っています。
ただ忙しいだけでなく、やりがいのある仕事が自分のキャパシティー以上にあって、可能性にチャレンジできる環境であること。
そして「やらされている」のではなく、自分で「やっている」感覚。
まず忙しくするために必要なのが「マーケティング」
たくさんのお客様に認知してもらい、実際に来店していただけるよう、適切な施策を練り、分析し、コツコツと実行すること。
そして、ここを掘れば結果が出るとわかれば、リソースを集中し、徹底的にやりきる。
並行して「人事」と「ブランディング」
売上が伸びてきた時に適切なタイミングで適切な人材を採用できる状況を常に作っておくこと。
そのような基礎的な条件が整っていると、売上を伸ばし規模拡大を目指すことができる正のスパイラルに入ります。
反面、忙しいことのみが最善なわけではありません。
忙しすぎるとだんだん疲れが溜まってきます。
忙しくなり、さらに成長を推し進めようとする空気が醸成されてくると、ハードに働くことが当然とされ、休みにくい雰囲気が生み出され、徐々に疲弊していく負のスパイラルに入ります。
そういった状況になってしまった場合、基本的に従業員サイドから「もう少し休みを増やしたい」という声を上げることは難しい。
おおよそ世の中の経営者の多くにとってはそういった状況の方が都合が良いわけですが、本来であればマネジメントサイドが察知し、率先して休みを増やすなりオーバーワークをクールダウンする必要があります。
最近はメディアで過労の問題が大きく取りざたされています。
仕事は人生の大部分を締め、生きがいを生成する重要な要素ではありますすが、人生のすべてではありません。
僕が何を言いたいかというと、仕事上の「やりがい」と「忙しさ」の関係というのは、基本的にトレードオフの関係であり、上手く調整すればモチベーションを上げ結果を出しやすい状況を作れるが、偏りすぎると弊害が出る諸刃の剣だということです。
ゆるく働き、モチベーションもさほど高くなく、結果が全然出なくて食えなくなっても意味ないし、働きすぎて体や心を壊したり、家族を犠牲にしても意味ないじゃん。
結果を出せているのはスタッフの皆様の頑張りのおかげです。
組織は「人」あってこそ。人の能力を伸ばし、弱みを補い、本来の力を発揮できる環境を用意することで伸びるはず。
それは予測や願望ではなく、組織を率いる上での信念です。
今月結果を残せたことは素晴らしいことですが、奢らず、初心を忘れず、今後もコツコツと頑張ります。
最後にうちのハードワーカーとミーティング飯行った時の。
ハードワーク後って顔してんな。
関山