SOCO/AOの経営判断。迷う弱さと決断する強さ
こんにちは関山です。
もうすぐ4月ですね。
新生活に向けて慌ただしく過ごされている方も多いのではないでしょうか?
SOCO/AOでも4月からの新体制に向けて急速に組織内が動いています。
3月21日から中途採用したスタッフが新たに一人入ります。
4月から新卒が4名入り、18名体制になります。
2年半前、オープンの時は4名でスタートしました。
思い返せば、、
4名の時には4名の時の問題が。
8名の時には8名の問題が。
12名の時には12名の問題が。
人員や売上規模に応じて様々な問題が発生しました。
売上の問題。集客の問題。人が足りない問題。人が辞める問題。勤務体系の問題etc...
創業から今まで「問題がなく最高」なんて時期は一度もありませんでした。
問題は常に発生し、ぶつかるたびに迷いまくってきた笑
人が増え、システムを改善し、よし、これでいける!と思ったらまた新たな問題が。。
むしろ人が増え、店舗が増えると問題も増える。
とはいえ、ちょっとここらで一息入れようか。なんてことはまったく考えていません。
これからも走り続ける方針です。
さて、タイトルの「SOCO/AOの経営判断」ですが。
現在「人事」「店舗展開」「店舗マネジメント」など、重要な意思決定は、僕、AO代表の松尾、SOCO店長の菅原を中心に行っています。
僕自身は強いリーダーシップで引っ張っていくタイプの経営者ではありません。
判断に迷い、松尾、菅原に相談します。
相談すると二人も迷い考え「どうすべきか?」という話になり3人で迷う笑
一般的に「リーダー」って強くてグイグイみんなを引っ張っていくタイプを思い浮かべるかと思います。
僕はそうでもない。
声も大きくないし、あまり怒ったりできない。
迷って、弱さを見せる事が多いのが特徴です笑
それを補完してくれているのが松尾と菅原。
強いリーダーシップに憧れた時期もありましたが、今後も強いリーダーになれるとも思っていないし、弱めなリーダーでいいかな。くらいに思っています。
とはいえ迷ってばかりでもありません。
迷った後にはスパッと決断します。
「迷う弱さと決断する強さ」
我々は迷うことも多いですが、決める時は早い。
やると決断したら腹を括る。
業績を伸ばせない人や組織は「決められない人や組織」だと考えています。
どれだけ分析し、検討を重ねても「こうすれば必ず勝てる」「間違いなく結果がでる」という方針などありえない。
しかし「決められない人や組織」は確実な状況を求め、リスクがなくなるまで検証に検証を重ねる。
そうすると時間ばかり浪費し、いつまでたっても決断できない。
新しいことを始めるにしても、体制を変えるにしても、リスクや変化を目の前にして決断・実行することはそう簡単なことではない。というか怖い。
不確定要素を前にしてリスクを避けようとするのは正常な感覚です。
しかし確証が存在しないのであれば、リスクを払拭するために検証を続けることは意味がない。
何度も何度も検証を重ねた先に出てきた答えが「さらに検証してみましょう」や「今回は見送りましょう」だと先に進めず、成長もありません。
意思決定するために我々が重視している材料は情報やデータです。
コンサルタントという職業が高収益を挙げているのは、データや情報の分析スキルが高く、理論的骨格を組み立て、リスクを抑えながらビジネスモデルをドラスティックに変化させる価値があるからです。
新しいことを試みる時、同じ決断をするにしても「ギャンブルなのか」「投機なのか」「投資」なのかは分析と理論の精度如何で変わってきます。
データを精査するスキルや情報の精度を上げてリスクヘッジすること。
分析が甘く理論が骨抜きだとギャンブルや投機になり、分析の精度が高く論理的な骨格があればリスクは許容できるリスクになります。
どれだけ分析しても0リスクというのはありえない。
0リスク=0成長と同義です。
AかBかの判断に迷った時は、苦労が増え、ストレスを抱える可能性があり、リスクもあり、挙げ句の果てにはプライドが傷つけられるかもしれないが、能力次第でリスクをコントロールでき、大きな成長が期待できる方を選択をするようにしています。
意思決定がギャンブルにならないように、自分自身がロジカルな視点で事象を分析できるよう勉強し努力することが重要です。
「完璧に確証のあるデータなどありえない」のであれば、間違ってもいいからある程度検討したら素早く決断する。
ダメだと判断したら撤退の決断も素早くする。
SOCO/AO経営陣の強さは、弱々しい迷いの端に立ち続ける強さを持っていること。
迷うが故に分析やロジカルの精度を上げる努力をする。
変化を避ける感覚に陥った時には、自分を甘えさせ楽をしようとしている意識が問題を先延ばしにしていないか省みる。
分析し、リスクをコントロールできると判断したら積極的にリスクテイクする。
4月からの新体制。これからも優秀なスタッフと共に、迷い、決断し、結果を出していきたいと思っています。
関山