を観てきました。関山です。





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いやー良かった。




僕はクイーン自体あまり知らなくて(曲はもちろん聞いたことありますが)フレディ・マーキュリーに関しても、ゲイセクシャルでAIDSで亡くなったというのも知りませんでした。




世界的に60年代〜80年代に活躍したアーティストや作家、ミュージシャンで才能ある人って、ゲイであり、後にHIV感染で亡くなっていったり、麻薬に溺れて亡くなってしまったケースが多いイメージ。



アメリカだとアンディ・ウォーホルやキースヘディングがゲイをカミングアウトして、キースヘディングはフレディと同じくHIVで亡くなっています。


日本だと三島由紀夫が(ゲイではないと公言しているが)同性愛のイメージを露骨にシンボルとしてアピールし、後に彼は国家帰属主義的な政治思想に傾倒して割腹自殺する。



アーティストのバスキアはコカインのオーバードーズで亡くなっていたり。


ニルバーナのカートコバーンも薬物〜自殺。





あの年代は多様な「性」や「生き方」を許容できる時代に突入して、ものすごい速さで社会が変わっていったんだろうなー。


 


 


 


僕の中で、60〜80年代の大きなうねりに終止符を打ったタイミングでデビューしたのが村上春樹だと思っていて。



彼のデビューが1979年。


 


日本では学生運動が終わり、80年代以降は、もう少し空気が変わっていったのだと思っています。



(村上春樹は僕の人生に大きく影響している作家ですが、この話は長くなるのでまた別で。。)






話を「ボヘミアンラプソディ」に戻します。





映画自体は良かった。


 


 


 


良かったのは確かだ。


 


 


 


だが、なぜこんなに流行っているのか!?






これに関しては実際観覧してみて、何か掴めるかと思ったのですが、結局理由はわかりませんでした笑





以前マイケルジャクソンが亡くなった時には「THIS IS IT」がものすごく流行りましたが、今回フレディやクイーンの何らかのアニバーサリーとかではないし。。




すごくプロモーションかけていた印象もなかったし。。




映画自体が良かったのは確かですが、ここまで流行る要素はちょっと僕にはわからなかった。




強いて言えば、音楽に注力していて、よく業界でありがちな「金目」があまりなく、主人公が死に至るまでの流れもなく、視聴後にスッキリとした気持ちよさで終われるところが良かったのかも。





たいして参考になることは書けませんでしたが笑、良い映画には代わりません。




みなさん機会があれば是非!




関山