こんにちは関山です。






世の中自粛一色。



家の中で時間を持て余している人も多いでしょう。



残念ながらそういう人にこれから先の未来はありません。






IT企業に勤めている方はリモートワークを導入して、家でも仕事ができます。



美容師は美容室でしか髪を切れません。法律でそう定められています。お店が休業していると仕事はできません。





そりゃそうなのですが、そんなのみんな一緒なわけです。





「今やることなくて暇だな。。」と言って、何の勉強も発信もしていない美容師はかなり危ない。




なんでかというと、「髪を切る以外のスキルがない」からです。




美容師だし、髪を切ることが仕事だろ。それでいいでしょ?と思われた方。





まったく違います。






じゃあ、この状況があと1年続くとしたらどうする?




その間ずっと髪を切れないとしたら?





間違いなくメシを食っていけなくなるでしょう。









今の時代、多方面でのスキルが必要になる時代です。





インスタ・youtube、twitter、etc...


SNSで成功している個人や会社はブランディングで集客に成功しています。




市場分析・仮説立案・実行・攻略できる人はマーケティングに成功し、結果を出しています。




会計や税の知識がないと会社経営は不可能です。特に今回のような大波が来たらすぐに潰れてしまいます。






こんな時だからこそ、やれることや勉強すべきことを自分で発見してやれる人じゃないと、これから先生き残れません。




要は「今やることが何も見当たらない」という人は、今まで自分で仕事をしていたようで、実は「誰かに仕事を用意してもらってただけ」ってことです。




厳しいことを言うようですが、このような状況になると、そういった人に価値のあるスキルは何一つないということになります。







今後AIの進化で無くなる仕事なんかがよく取り沙汰されています。




たとえば多くの士業(弁護士、会計士、税理士など)はAIに置き換えられるとされています。



自動運転ができるようになれば、タクシー運転手やバスの運転手もいらなくなるでしょう。





今回のコロナは予測外の出来事ではありますが、ある意味強制的にAI進化後の未来を体現している環境なのかもしれません。















【インプットとアウトプット】






一つのスキルだけでは今後生き残っていけないということは冒頭で述べました。



では今やれることは何でしょうか?







1.自己投資(インプット)


2.経営、 SNS、YOUTUBE、ブログでの発信(アウトプット)






インプットして、アウトプットする。


この2つです。













1.自己投資(インプット)






自己投資とは「学ぶ」ってことです。


今も昔も、自己投資しない人に未来はありません。




単に勉強するって言っても多岐に渡ります。


何を学ぶかはその人次第です。


今回は家にいてもやれて、かつ今後有用だと思うものについて「個人向け」と「経営者・独立願望者向け」に分けて何点か紹介していきます。













【個人向け】








A. プレミアプロ・アフターエフェクト(ファイナルカット)などの動画編集ソフトを勉強する。




動画編集は今後必須のスキルになります。とりあえずプレミアはある程度使えた方がいいでしょう。


アフターエフェクトは本職を目指すのであればって感じなので、動画作成に適性がある方や、とりあえずプレミアやってみて、さらに深い表現をしたいと思う方は勉強してみてください。


プレミアとかアフターエフェクトは月額料金が結構高いので、単純にライトな発信をしたい方は、iphoneの動画編集アプリを学ぶのがベストです。








B. プログラミングの勉強をする。




最低限の知識があればOKです。


今世の中にあるサービスの多くをプログラミングが動かしています。


リテラシーとして知っておくことが重要です。


実践的にやりたい方はプロゲートとかドットインストールで勉強するといいでしょう。


無料である程度までプログラミングについて学ぶことができます。


まずはHTML/CSSあたりからやってみて、適性があると思う方はオリジナルのHPを作ったり、仕事を受注できるまで勉強してみるのもいいかもしれません。










C. YOUTUBE・ブログの収益化について勉強する。




youtubeの収益化条件はチャンネル登録者数1000人以上、総再生時間4000時間以上(1年以内)が最低条件です。


ブログではアフィリエイト広告を貼るなどで収益化することができます。


収益化達成するためにどうするか?マーケティング視点で考えてみましょう。










D. 動画編集・ライティング・マーケティングスキルを上げる。





動画編集がある程度できるようになったら、どのようにしたら再生数が伸びるのか?


ブログだったら、どんな書き方(ライティング)をしたらPVが伸びるのか?


ただ、好き勝手やっててもなかなか数字は伸びません。マーケティングの視点が必要です。


YOUTUBEアナリティクスや、グーグルアナリティクスの分析方法を学び、有効な施策を検討できるよう勉強しましょう。














【経営者・独立願望者向け】






a. 会計・税務について勉強する





会計・税務を知らないと経営は無理です。


特に今回のような非常事態の場合、キャッシュフローの概念がわかっていないと、どう手立てを打っていいのかわからず会社はあっという間に潰れてしまいます。


とりあえずPL/BS(損益計算書/貸借対照表)の基礎と、キャッシュフローの概念を理解すること。


会計の基礎が理解できてくると、銀行からお金を借りる際に自社の強みをアピールできるようになったり、今後の展望と予測について話せるようになります。


税金についてわかるようになると、会計の知識がより深くなったり、節税によって会社に残せるお金を増やすことができるようにます。


基礎的な会計が理解できるようになった後は、他社の財務分析ができるようになって、投資の知識に派生するくらい理解を深めることが理想です。








b. マーケティング・マネジメントについて勉強する




これも基本中の基本です。



まずこの言葉を見て、どっちがどういう意味だ?みたいな場合は致命的です。


それぞれのセクションにおける意味を理解しましょう。



世の中にすごく重要なマーケティングやマネジメントの本はあります。(ドラッカーとかコトラーとか)


でも、いきなりそういったところから勉強をするのはやめましょう。難しいからです。




まずは理解しやすい本を選んで全体像を把握することです。


勉強する時に重要なのは「自分が理解できることからスタートすること」


これに尽きます。



《一番分厚くて難しそうな本が全てを網羅してるだろう》



それはそうなのですが、理解に時間がかかるし、かえって遠回りになります。


知らない分野であれば、



《こんなの誰でも分かるだろ。バカにしてんのか?》



くらいのサルでも分かる噛み砕いて解説してるものからスタートするのがベストです。








マーケティングやマネジメントについて本を読んで勉強する場合オススメなのは





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《星野リゾートの教科書》




まずはこの本をよく読み理解すること。


理解できたら、この本の中で紹介されている本を一通り読むことです。


そうすることで、マーケティング・マネジメントの俯瞰的な知識は取り急ぎ習得できるでしょう。









【インプットまとめ】






インプットで重要なのは「普段から」「継続的に」「幅広く」学んでおくことです。



その積み重ねの強力さは「足し算」どころではありません。


「掛け算」さらには「乗算」となり、自分の脳ミソに蓄積されていきます。






投資の世界には「複利の法則」というものがあります。





それまでの利子を元金に加え、その合計額に対してさらに利子が付くことのことです。




1年目1000万円投資→年利10%=1年後1100万円


2年目1100万円投資→年利10%=2年後1210万円


3年目1210万円投資→年利10%=3年後1331万円





年利10%。これを積み重ねていくと10年目には元本1000万が2600万くらいになります。


50年後には11億7000万になります。




雪だるま式です。






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世界一の投資家と言われるウォーレンバフェット。


彼はこの力を使って、巨万の富を築きました。


自伝のタイトルは「スノーボール」です。









自己投資も金融投資と同じく、複利運用の投資です。



はじめは徐々にですが、自己投資を続けることで爆発的に知識と情報の取得スピードが上がります。












【アウトプットする】





インプットするだけだと意味がありません。



それはただの自己満足です。



インプットしたら、必ずアウトプットしましょう。




動画編集を学んだら、とりあえず動画作ってみて、youtubeにアップする。


アップしてすぐに数字は伸びないでしょうから、なんで伸びないのか考え、分析する。


分析して、伸びない理由の仮説を立てたら改善する。そしてまた検証する。






これがアウトプットです。




アウトプットのサイクルは




実行→検証→仮説→改善→




の流れで回転させます。





いわゆるPDCAサイクルというやつです。(ちょっと順番違うけど)





PDCAは



P=Plan(計画)


D=Do(実行)


C=Check(評価)


A=Act(改善)



の頭文字です





順番を変えたのには理由があって、正直PDCAはもう時代遅れです。


今の時代一番大切なのは DO=「実行」です。


計画はやりながらでもOKです。




PDCAはかなり前からあるフレームワークです。


昔はしっかり計画立ててからやらないと、莫大な投資費用を回収できないリスクがあったからPLANが重要だったのです。




今はSNSでもYOUTUBEでも、スマホ一台あれば大体のことがタダでスタートできます。


昔とは違い、逆に計画に時間をかけて実行できないことの方がリスクとなります。




タダでできるならとりあえずやってみること。


そして、スピード感。


だから「実行」が一番重要なのです。





何をインプットしてアウトプットするかはその人次第。




今「やることない」「なにをやったらいいかわからない」と言っている人に未来はありません。




こんな時だからこそ。


自ら学びアウトプットしましょう。








関山