オンラインvsオフライン。コロナ禍で見えてきたメリット・デメリット
コロナ以降、オンラインミーティングで仕事を進めることが多くなりました。
ZOOM、meet、LINEビデオ通話。どれを使っても便利です。
オンラインのメリットは、時間効率と情報拡散のレバレッジが効くこと。
ZOOMでミーティングすることで、わざわざリアルで集まる必要はなくなるし、参加人数の上限もありません。
メリットはメリットとして一旦置いておいて。
個人的には複数のミーティングでも1on1でも、リアルが好きです。
サシで飲みながらが熱く話すのが一番好き。
こういうこと書くと時代遅れと言われそうですが笑
そんなこともあってウチのミーティングは飲みながらやることが結構あります。
もちろんリモートでも乾杯してやりゃいいじゃんって言われればそうなんですが、そんな空気にならないんですよね。
あたりまえですけど、全体でパーっとみたいなシチュエーションの一体感ってやっぱりリアルの方が強い。
オンラインのミーティングはyoutube垂れ流してるみたいになるのもアレですね。一方的に誰かが喋って終了みたいな。
リモートは基本1〜2名が喋って、よく喋る2人くらいが場を回してあとは置物みたいになっちゃう。
リモートは参加人数に上限がないので1対nの拡張性を生み出すことができるのがメリット。その反面、聴衆が受け身になりやすいのがデメリット。
リアルのミーティングでも聴衆が受け身になる状況はもちろん発生するんですけど、例えば議題を振って自分の頭で思考してもらうような内容を組みたい時なんかはリモートだと難しい。
美容室みたいにアナログな事業形態だと、仕事をシステム的にまとめて結果を出しにいくより、個人のやる気を引き出して「よし、やるぞ!」っていうメンタルにもってくことの方が重要なので尚更そう感じます。
あと熱量。表情とか、声のトーンとか。
オンだと微妙なディテールを捉えるのが難しいですね。
どれくらいやる気あるか、とか、真剣なのか、を追いにくい。
熱量って目に宿ります。リモートだと目線がどこを見てるかわかりにくい。
なんなら目線落としてスマホでゲームしてる可能性もあるわけで(たまにやる)、PC開いてリモートしてると色んな通知が飛んで来てそれも気になりますしね。
【まとめ】
オンライン、オフライン、やれることを絞ることで没入のしかたが変わってきます。
コロナ真っ最中はオンラインのミーティングツールをよく使っていました。というかそれしか無理だった。
でも最近は可能な限りアナログに戻してます。
アメリカのハイテク大手でも「週3日くらいは出社してくださいね」という体制に戻ってきてるみたいだし、やっぱりオンだけでは完結できない人とのリアルなコミュニケーションって大切。
オフ礼賛みたいな書き方をしてしまいましたが、結論どちらが良い悪いではなくて、都度状況に合わせて便利なツールを使い分ければいいってだけです。
ただし、ツールを使ううえでのメリットデメリットは抑えておきたいですね。
ここまで述べたうえで、ですが。今後ウチの会社としては、あえてアナログな方向性を強めていきたいと思っています。
個人の実感として、酒飲んだテンションで顔突き合わせて、お互いに感情の吐露がある会の方がいろんなことが伝わるし面白い。
ようやくコロナが落ち着いてきたので、飲み会とか、社員旅行とか、ここ2年やれなくて、かつ時代遅れと言われるものを積極的にやっていきたい。
その方がワクワクするんですよね。単純に。
自分自身、路上で先輩後輩とビール飲みながら喧々諤諤の議論して育ってきて、その中で得たものがすごく大きかったので。
関山