こんにちは関山です。


以前ブログで書きましたが美容室以外にも札幌でNNN(ぬぬぬ)というシーシャカフェをやっています。@nnn_sapporo


NNNは今年の2月オープンしました。


まだまだコロナが色濃い情勢の中、荒波に揉まれての船出でした。。


まもなくオープンから1年。


今回は美容室経営者である自分がなんでシーシャカフェをやることになったのか?について書きたいと思います。



【ハルキとの出会い】



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↑社長のハルキ(右)と。会社の名前は(株)檸檬



NNNはハルキとの出会いがスタートのきっかけでした。


出会いは2年くらい前。


自分が札幌にACAを出店するために動いていた時期です。


東京からACAにスタッフが数名行くことになって、札幌で住む家を会社で借りようという時でした。


家を借りるときに担当してくれた不動産屋さんがハルキでした。



同時に4件家を借りたのですが、対応が素早く細やかで、めっちゃ仕事できるなーっていうのが最初の印象でした。


僕は才能と能力ある人材が大好きです。


ハルキと会ってすぐに閃きました「彼と事業をやってみたい」と笑



それから札幌行くたびに飲みに誘ったりして、だんだん仲良くなっていきました。


色々話していると「もともとバーの店長をやっていた」というではないですか!


「じゃあ一緒に飲食やってみる?」


そんな流れができてきました。


そのままバーやってみようかみたいな話もあったのですが、普通にバーやってもなかなか大きく伸ばせるイメージが湧きにくかったんですよね。お互いに。


バーはバーテンさんの魅力に大きく依存するところがあって、その人が現場立てないとなかなか集客が難しい。


そんなこんなもあり「もう少しズラした領域で面白い飲食店やれないかな?事業計画作ってみてよ」とハルキに相談しました。


僕のオーダーに対して彼が提案してきたのが「シーシャ」でした。


それまでシーシャって行ったことなかったのですが、面白いかも!?と思い、一緒に札幌のシーシャカフェを回りました。


どこのお店もこだわりがあって、それぞれ独自の打ち出しをされていました。


当時、札幌全域でもまだ9店舗くらいしかシーシャ業態がなかったのですが、これから新規開業ってとこが何店舗かあって、今後伸ばせるのでは?という予感がありました。


札幌はインバウンドの観光客が多く(当時も今もまだ壊滅的ですが)外国の方の方がシーシャに対する認知が強い。ゆくゆくコロナが落ち着いたらまた海外からの観光客が戻ってきてくれるだろう、という見通しもあった。


では、シーシャ後発組の我々がやるとしたらどんなことができるだろうか?


そこからハルキとお店のコンセプト作りが始まりました。



_W0Annn5382.jpg↑ハルキ。イケメンで性格が良くて、友達多くて、仕事ができる。もってるよね〜



【シーシャのイメージを覆すには?】


シーシャはタバコ領域というのもあって、まだまだアンダーグラウンドな印象が強く残っている業態です。


でも全然タバコみたいな匂いはしないし、むしろすごく良い匂いが漂っています。


シーシャ=タバコ。そういったイメージを払拭し、新しい切り口・見せ方で何かやれないか?を考えました。


初期コンセプトとしては以下のポイントが上がってきました。



・女性のお客様も入りやすい韓国カフェみたいなオシャレな内装


・普段タバコを吸わない方も気軽に来店できるお店


・札幌のクリエイターの方達が集まるお店



大枠の方向性が決まり、さぁ、物件探しだ。という段になりました。


これが難航。シーシャってタバコだから、それをあまり良しとしない物件オーナーさんが多いんです。


さらに、ちょうど東京オリンピックに合わせて屋内全面禁煙が法整備されてきた時期で、お店の中でタバコを吸える状態にするためには警察の免許許可が必要になるということがわかってきました。


喫煙目的店の免許は物件契約と並行して取得しました。


物件はかなりの数申し込みを入れて、かなりの数落とされました。


そんな中、ようやく決まったのが今の物件です。


札幌中央区、狸小路の端。



【内装・グラフィックデザイン】


物件が決まり、いよいよ内装をデザインしていくフェーズです。


僕は自社の美容室の店舗デザインをやってきたので飲食もやれるかな?とも思ったのですが、飲食ではキッチン周りとか空調・換気とか、機能的にどう扱うべきなのかわからない領域が多いので自分の知識だけでやるのは難しいと判断しました。


異業種のお店を作るに当たって、しっかり世界観を作り込みたかったので、外部のディレクターを入れて進めて行くことに。



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↑newの倉内さん 僕 ハルキ


今回ディレクションをお願いしたのは、札幌で多数の有名飲食店などを手掛けている new.incさん @new_inc_design


「せいす」や「梶原ビリヤード」など、今札幌でおしゃれでイケてる飲食店を一手に引き受けているブランディングカンパニーです。



さっそく社長の倉内さんにアポ取って打ち合わせ。


全国にたくさんの案件を抱えていて忙しい方なので断れれるかとも思いましたが、快諾していただきました。



札幌行くたび打ち合わせ。倉内さん東京来たタイミングで打ち合わせ。リモートでも打ち合わせ。


お互いのイメージのすり合わせが完了し、工事がスタートすることに。


当時の状況はこんな感じ↓



IMG_6656.JPG↑解体前の様子。以前入居されていた会社さんはスポーツ教会関係の会社。完全な事務所仕様での引き渡しでした。



名称未設定-1 2.jpg左→解体スタート。天井・壁の造作を全て剥がしていきます。


右→天井・壁を剥がし終わったあと。軽量鉄骨を組んでいきます。



名称未設定-nnn1 2.jpg左右→鏡や造作家具が入ってきて形を表してきたNNN




名称未設定-1nnn 2.jpg↑いつでも子供心を忘れない倉内兄貴。昭和のお菓子にテンションアップ!


札幌行くたび打ち合わせを重ねました。




実は内装も当初予定していたものからいろいろ変更があったり、予算が上がってきたものを大きく減算調整しつつで、なかなか難航しました。


それでもようやくまとまってきて、いよいよ完成というところまで漕ぎ着けました。



今回は長くなったので、このくらいに。


part2へ続く。