Staff Voice

AO STYLIST
Akinobu Ono

肯定・否定、挑戦・闘争
雑音は聞こえない。
存在を示せ。

 


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Q1.「どうしてラップを始めた?



もともと音楽が好きで、高校生の時はバンドを組んでたりしてて。歳を重ねるごとにヒップホップのカルチャーに興味が出てきてアシスタント1年目の時にラッパーの友達に『ラップしないの?』と言われて始めました。




Q2.「一番大事にしてることって何?」



人生においては「自分がやりたいと思うか」を大事にしています。今まで自分がやりたくないことは全然うまくできなかったし、いろんなことをやってきたけど結局残ったのは自分が好きでやっている音楽と美容だったのでそこは間違い無いかなと思います。直感とバイブスですね。わかる人にはわかると思うけど。


ただ、やりたく無いことをやってないわけではないです。好きなもののためにそこは我儘すぎないようにしています。




Q3.「ダサいと思うことって何?」



自分の直感を捨てて数字やウケを狙うことですね。もちろんそれも大事なので完全に否定はしませんが、僕は好きなものをとことん突き詰めれば自分の中での達成感は必ず得られると思うので。自分を曲げてまでそういったモノを取りにはいかないですね。


ただ間違いではないし、そういうのも大事だと理解はしています。



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Q4.「もし自分がラッパーでも美容師でもなかったら」



美容師じゃなかったら上京もしてないしラッパーにもなってないですね。商業高校だったので地元で事務系の仕事とかしてたかもしれないです。ただ、ずっと音楽は好きだったので違う人生でも音楽には携わっていたかなとは思いますね。



Q5.「最近で一番アツくなったことある?」



Yella Flat Boys (Hip hopユニット)が音楽業界の偉い人や自分たちが尊敬する人たちに認めてもらってきたことですかね。でもやっぱり僕が一番アツくなるときは、音楽ならメンバーと曲作ってる時にその場のバイブスが合うときや、美容師だとドレッドとかやるんですけどめちゃめちゃ痛い中我慢してくれて何時間も我慢してくれた後に、完成してめちゃめちゃ喜んでくれる笑顔をみると最高にアガりますね。やっててよかったと思います。



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Q6.「SOCOのいいところと悪いこと」



いいところは自由と自律それに尽きます。自由にやらせてもらって、自律しながら会社の役にも立っていけるので。他の美容室だと僕みたいな人間はもしかしたらラップすらやらせてもらえなかったと思います。


会社の懐の深さにも惚れてます。


悪いところは、最近のSOCOには昔あった尖りがなくなってきたなと思います。会社が大きくなってきてしょうがないとは思うんですけど、昔はもっとバチバチで怪我するくらい尖っててけど人自体はいい人たちばっかりで、そこに惚れて入社したけど今同じ気持ちの子がいるかっていうと微妙なところだと思います。




Q7.「美容学生の時はどんな学生だった?」



目立ちたがりでしたね。クラスのテストでは最下位とかでしたけど、校内や全国コンテストではステージ立てば絶対モテると思って死ぬほど練習しました。結果ステージに立ってめちゃめちゃモテましたね。


モテたいために練習しまくりました。不器用なので効率より真っ直ぐにそのものに向き合ってがむしゃらにやり続けてましたね。美容も好きなことも。今もそのマインドは持ってます。




Q8.「自分の中の二面性ってある?」



あんまり意識してないですね。美容師もラッパーも「これがイケてるでしょ」っていう表現をしているだけなので真の芯は同じです。表現者として僕は存在しているのであまり2つを比べたことはないです。



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Q9.「将来的にどうなっていきたい?」



もっと音楽で有名になって、美容師ではヘアメイク等もしていきたいです。


その先は自分の周りの彫師やシェフやデザイナーなどを集めて最高の遊び場を作りたいと持ってます。





Last.「美容学生に一言」



自分に嘘ついたら終わりだと思います。面接もフリースタイルみたいに自分の本音で話してほしいと思います。取り繕った人格で伝わるものに温度はないので。アツい自分をぶつけてください。